死神にちなんで、「死生観」を語っていただきました。

尾野真虹

死が嫌いです。死は終わりだから。この世界との決別だから。

世界はとっても素敵です。与えられた数十年の命じゃ到底味わい尽くせないぐらい、大きくて、麗しくて、恐ろしくて、それでいて小さくて、醜くて、懐かしい。

だから私は、この世界でできるだけ命のあかりを灯し続けたい。

死んだらどうなるか、なんて10代の私には想像すら難しくて、とにかくそんなことどうだっていいから、この世界の穏やかな移ろいを少しでも⾧くこの目で確認していたい。

それが私の願いです。

心のどこかでいつか訪れる終わりに怯えながら、今この時も安らかな生を享受するのです。

倉橋蓮

私にとって死とは、人生に価値を持たせるものだと思います。

死自体は、言ってしまえばありふれたものです。 今日も世界では、膨大な数の人や生き物が死んでいます。

ですが、死がありふれたものであるということは、死が軽いものであるということを意味するわけではありません。

私にとって、私の死はいつか必ず訪れ、私という存在と私が手に入れた全てのものを無に帰します。しかも、それがいつ訪れるかは私には分かりません。これはとても重く、苦しい事実です。正直なところ、私は死を恐れています。

だからこそ、いつか来る喪失に対する恐怖や後悔を少しでも和らげるために、あらゆるものを味わい尽くしながら毎日生きていきたいと私は思います。

古家世渚

失敗を恐れないようにしています。

たとえミスしたとしても、そのミスがもし大きいものであったとしても、いずれみんな忘れてしまうんだから、いつかはみんな死んで自分も含めてそれを意識できる人はいなくなるんだから、怖がる必要はないんじゃないか、と思うようにして、チャレンジ精神を忘れないようにしています。

どうせみんな死んじゃうもんね。

生きているうちに挑戦しないと損でしょ!

濱名涼

生きた証を残すということを考えながら生きてます。